まずは、「遅発性アレルギーを早急に学んだ方がいい」シリーズのこれまでの記事を読んでね。

誤解なきように。

僕も、「適切な条件という前提」のローカーボ食信奉者なので。

ローカーボ食事法も、多少は普及の流れの中にあります。

案の定、それに伴い、分派の動きも進んでいます。

基本的には、

・炭水化物を減らす

・動物性のタンパク質を大量に摂取する

・良い脂は、積極的に摂る

といったことに、変わりはありません。

どの方法が正しいか否かと、白黒つけることはできない

一長一短と言っていい。

ただ、全ての食事法に、共通した問題が存在します。

「遅発性アレルギーの発生を、全く考慮できていない」ということ。

食物アレルギーの一種です。

一般に指摘されている食物アレルギーは、急性を指しています。

食べた直後に、

・発疹

・かゆみ

・腫れ

・赤み

・咳き込み

などに、襲われてます。

遅発性は、摂取後どんなに早くとも、2〜3時間、場合によっては2〜3週間後に発症します。

おまけに、急性に見られるような症状と、大きくかけ離れていることが多い。

・日中の強烈な眠気

・吐き気

・めまい

・頭痛

・イライラ

・抑ウツ

・気分の落ち込み

・睡眠障害

・生理痛

・PMS

・慢性疲労

・むくみ

・関節痛

・便秘、下痢

・鼻炎

(もちろん、急性と被ることもあります。)

こういった特徴を持っていると、アレルギー因子となっている食物を見つけ出すことは、極めて困難となります。

アレルギー外来でも、検査の実施は行なっていません。

日本の医師の多くは、その存在すら知らないと思われます。(医者って、不勉強なのが多いんだよね。)

遅発性アレルギーは、急性同様、全ての食物において発症の危険性があります。

仮に

・有機無農薬

・体質にあっている野菜

であったとしても、いずれは罹患対象となる可能性をはらんでいます。

ただ、無数にある食材の中でも、

・卵

・乳製品

は、遅発性アレルギーを引き起こしやすい。

生命誕生に直結しているため、タンパク質が特殊だからです。

続く。

早く読もう。


その「不調」、あなたの好きな食べ物が原因だった? 遅発型フードアレルギー