時々は知り合いの医師たちから、病気の起源を哲学的な視点から説明してほしいと言われます。
決まって以下の通り、答えることにしています。

「現状の地球には

1・制限不自由
2・無限的多様性
3・無限的可能性

という3大法則が働いてるんよ。(本当は全ての分野において法則なんて存在しないんだけどね。法則なんて人間の主観の産物だよ。)

地球上の万物は、これらを元に構成され無数の表現を展開している。

それら法則の中でも、1が最も強く作用している。
だから、人間は自由度を広げることに繋がる因子を獲得することが難しいんだ。

・怒りや恐怖などの否定的な感情は感じ易いが、肯定的なそれは体験しづらい
・集中は難しいが気を散らせることは容易い
・記憶することは難しいが忘却は容易い
・能力を開発することは難しく、少しでもサボると直ぐに衰える
・肉体が若い時間は短く、すぐに機能低下を迎える
・物、環境を壊すことは容易いが、修復することは困難である
・お金を手に入れることは難しいが、失うことは簡単である

等々。

その一つに、病気が挙げられるんだ。

その方が、肉体的に不自由さを体験することになるじゃん。
だから、この地球上では
・病気は発生し易く
・治しずらい

という事態が起こる。

決して、気づきのためではない。

他の星では病気は無いに等しく、また治すことは極めて簡単。
人を殺めることの方が難しい。

だから、身も蓋もないことをいえば、「制限不自由」という法則が地球上から無くならない限り、病気は消えないし、統合医療も完成することはないんよ。」