ローカーボ食事法が、少しは世間に知られるようになってきました。

どの分野においても、普及し始めると同時に、理論や方法の相違により、分派が発生します。

それぞれが、批判し合う不毛な争いへと突入します。

そのためか、僕の元には、論評(?)を求める質問が、多く届くようになりました。

この方法は、良いのか悪いのかと。

僕は、決まって、以下の通りに答えることにしています。

「消化能力や副腎、血糖値、タンパク質摂取量などにおいて問題はない、という条件でね。

・基本的には、どれも間違いではない (ローカーボといいながら、炭水化物を多量摂取させている方法は、論外。あと、牛肉はホルモン作用が強いので、控えた方がいい。優秀なIさんという方から、教えてもらった)
・全てを補えるローカーボ食事法は、存在しない
・ある程度の一長一短を、持っているのが実状

・ただ、ローカーボ実践、提唱者の多くは、遅発性アレルギーのことを、全く考慮できていない。
・それを発症させてしまうと、深刻な慢性不調に襲われてしまう。
・遅発性アレルギーは、同じものを毎日多量に食べ続けることで、発症する。
・特に、ローカーボで重宝されている「卵やチーズ」は、タンパク質が特殊な形態をしているために、引き金になりやすい。
・もちろん、「食べるな」ということではない。
・僕も、超優秀な栄養源だと認識しているので。
・ただ、それらを、毎日大量に摂取することを推奨している場合が、多い。
・この点だけは、十分に配慮すべき」

と。

ローカーボ実践、提唱者は、大急ぎで、遅発性アレルギーを勉強してほしい。


その「不調」、あなたの好きな食べ物が原因だった? 遅発型フードアレルギー