まずは「歪曲された懐古主義として(11)(12)(13)(14)(15)(16)」を読んでね。

「いつの時代」も、年寄りが口にする「最近の若者」批判の根源は、脳生理学でいうところの、「知性結晶体」に由来する、防衛本能の合理性から生まれています。(他にもあるよ)

知性結晶体とは、経験や知識を時間に比例させて蓄積させるほどに、正しい答えを導きだせる機能を表します。

世の中は常に、「殺し合いと飢餓の深列な生き残り競争」でしかありませんでした。

人類が、「多少は」、その惨劇から抜け出すことができるようになったのは、ここ最近の話です。

そういった過酷な環境下において生き残るには、

・絶対的な指導者を置くこと
・彼に必ず従うこと

が、欠かせず(集団でいた方が、生き残れる率が上がる)

また、選ぶ上では、「殺し合いと飢餓」という「閉鎖された環境下」での体験量が、最重要視されました。

続く。