まずは、「危険回避の優先順位が間違っている(1)(2)(3)(4)」を読んでね。

反原発運動も同じです。

日本には、原発以上に危険を誘発している因子は、無数に存在しています。

しかも、それらの大半は、

1・ブラックスワンではなく(ここでは、予期せぬ危機、と理解)
2・恒常的で
3・来年以降も、長期的に継続する率の高い

事象ばかりです。

国内において、

・交通事故では、約6千人
・煙草では、約11万人 (煙草がそこまで害悪なのか、僕には疑問)
・無能な子育て支援、若者搾取型の老人社会保証、 若者閉め出しの雇用形態による貧困型未出生40万人 、  (出生機会の損失って、間接的な殺人)

が、年間に失命しています。

「チェルノブイリ」の、比ではありません。

今回の原発事故放射能汚染により、同等の死亡者数を発生させることは、不可能でしょう。

「趣味」で、反原発運動を行っているならば、優先順位は間違っていません。

しかし、「命が大事」を、原動力とするならば、それらの問題解決に、尽力すべきなのです。

日本は、今日も、「重要性の履き違い」により、多数の無用な落命に飲み込まれます。