まずは「終身雇用を破壊せよ 派遣、少子化編」を読んでね。

学問は、稚拙を通り超して厄災になっている分野があることは否定できません。

しかし、それが基礎となり社会の矛盾を解消し、人々を進化の方面に導く要として機能してきた歴史的事実はいくらでも存在します。

今後も、その担い手の主役であり続けることは変わらない。

学問が、未来の形を決めるのです。

それを踏まえれば、学問が存在しない国は滅んでしまうという想像は容易く巡らせられます。

日本は、その衰退の危機に瀕している。

原因は、お決まりの偏差値教育にあるのか。

違います。。

終身雇用制度に、大きく由来しているのです。
社会に大きな影響力をもたらすまでに学問を修得しようとすると、ゆうに30歳を超えてしまいます。

平均的な大卒年齢で終えることは極めて難しい。

では、十分に学んだ彼らは企業に就職できるのか。

日本の雇用制度を知らない人間であれば、

・頭の良さ
・特殊な知識

を持ち合わせているのだから、容易であると考えてしまいます。
真逆なのです。

彼らほど、仕事にあぶれやすい人種はいません。
続く。