まずは「終身雇用を破壊せよ(8)ブラック企業の温床」を読んでね。

現状の終身雇用制度では、

・18〜25歳
・有力な縁故
・特殊な資格持ち

以外は、転職できません。(すこし極端に表現)

ほかの人は、現在の会社にしがみつくことでしか、生き残れない。

自動的に、会社や社長に、生殺与奪権を握られた形となります。

彼は、いつからか「俺から逃げることはない。食わせてやっているんだ」という、歪曲的な思い込みを持つようになります。

ダメンズ彼氏の、出来上がりです。

本能的に潜んでいる圧制欲が、噴き出します。

・月150時間を超える、サービス残業を課します。
・論理のない、人格に欠損を招く叱責のための叱責が、繰り広げられます。

社員は、抵抗できません。

それを確認して、暴君は加速します。

ブラック企業が、誕生します。

労働者の権利を守るためにあったはずの終身雇用が、引き起こします。

社長は(経営側全員)、社長だから社長なのではなく、社員がいるからこそ、その役割や地位を成り立たせることができます。

言い変えれば、社員たちが社長を「やらせてあげて」いるのです。

本質的には、対等もしくは、それ以上の立場ということが理解できます。(もちろん、現実にそんな自惚れた社員がいたら会社は回らない)

労働者に移動の自由があれば、社長はそのことを忘れません。

ゆえに、卑猥な独裁者にはなれません。(業績を上げるには、「健全な独裁者」は必要だからね。日本企業が蘇らないのは、支配を忘れ調整に注力する経営者が溢れ却っているから。)

ブラック企業は、殲滅します。

労働者の尊厳は、守られます。

僕には、終身雇用の良さを、皆目見つけられない。