まずは、「中途半端な都市化は絶対的にいけない(1)」を読んでね。

都市は、街ではありません。
1つの技術表現です。

全ての技術が誕生して間もなくは、

・性能がワルく
・効率も低く
・有害性も高い

といった共通点を有しています。

自家用車が分かりやすい。

日本で発売された当初は、

・1リッター当たりの走行距離、1㌔
・うるさい
・遅い
・乗り心地がワルイ
・排ガスは有害物質だらけ

現在は、

・1リッター当たりの走行距離、約40㌔
・静か
・早い
・乗り心地はそこそこいい
・排ガスからは、重金属が出ない

までに、進化を遂げています。
その改善は、今も加速しています。

前者だけをみれば、車を廃止しなければなりませんでした。
しかし、生産者消費者が、共に技術進歩を確信していたので、車は存続しました。
技術発展に、成功しました。

「都市化という技術」にも、同じことが言えます。

現在の「東京という技術」は、極めて稚拙な状態にあります。
スピリチュアルやロハスは、そこだけを捉えています。
おまけに、「これ以上、変わりようがない」と、思い込んでいます。

だから、安易な都市批判、田舎暮らしへの憧れが生まれているのです。

最近になって、ようやく、超大型高層ビルが立つようになりました。

これからが、都市技術の本番です。