思考多様性 遺伝子組換え作物って一方的に悪なの（４）

思考多様性　遺伝子組換え作物って一方的に悪なの（４）

投稿日 : 2016年4月15日最終更新日時 : 2016年4月15日投稿者 : yoshihamat カテゴリー : 思考多様性

明日。ヒカルランドさんセミナーに出るよ。

日本は守れるのか
《世界権力者たちの素顔》
その計画と対策を超多角度から極める

基本的に僕の立場は、「陰謀論なんて馬鹿らしい。むしろ陰謀論者が社会に悪影響をもたらしてるんじゃないの？」というもの。

僕以外の講師陣全員、「陰謀大肯定派」アウェイ感全開。殴り合いの喧嘩が見られるかも。

4月16日(土)　9：30～19：30

（吉濱勉の出演時間は16：40～17：30です）

この想像力の欠如は、原発事故の直後に流行った「たかが電気」と何も変わりありません。

電力不足が慢性化している国においては、電気を無尽蔵に使える生活を夢見ています。

実際にそういった国々へ取材に行きました。

僕の祖母は、大東亜戦争終結の知らせを聞いたとき、真っ先におもったことは「これで電球を使えるようになる」だったと言っていました。（彼女にはあまり国家という認識がなかったのも要因だけど。）

「たかが電気」と絶叫している人のほぼ全ては

・豊富に電気を使用している

・にもかかわらず、電気が止まるとどんな困苦が待ち受けているのかを想像できない

人種でした。

事実、その当時「たかが電気」と絶叫していた有名環境家の講演を聞いていた人たちの多くは、「その通りだ」と感動と興奮に染まりながら、車と電車で自宅へと向かって行きました。

その喜びを、携帯やパソコンで伝えていました。

彼らは、車、電車、携帯、パソコンが、電気で作られ動いていることを知らなかったようです。

やはり、人は豊富にある物に対しては、生命維持に根源的に欠かせない因子であったとしてもぞんざいに扱ってしまうようになります。

それを踏まえれば、「遺伝子組み換え作物は危険だからいけない」といった運動を煽る前に、極端な欠乏状態においてもその認識は変わらないのかを考える必要があるのです。

入り口が間違った思考と行動と言っていいでしょう。

絶対的な安全を確保しようとすると、深刻な欠乏による命の危機に見舞われるのがこの世界の決まりごと。（未来社会は違うよ。）